ストレスとは

ストレスとは

ストレスは現代病とも言われるように、昔はこれほどストレスを感じる世界ではなかったかもしれません。私たちのまわりはストレスになりうる事ばかりが氾濫しています。ストレスのことを正しく理解して、なるべくため込まないようにしていきましょう。

ストレスってなに?

ストレスは生活環境の変化が身体に及ぼす刺激をいいます。一般的に多いのは精神的なものですが、身体にも不調をきたす害のある作用に対して使われることの多い言葉です。精神的なものは以前からいわれていましたが、医学的に実証されたのは近年になってからです。

身体に備わった恒常性

人間に限らず、全ての生き物にはホメオスタシス(恒常性)という、ストレスに対する身体の機能を普通に保とうとする機能があります。外から受ける刺激に対して、無意識に身体が反応して健康な状態を維持しようとします。ここで、過分なストレスを受けたり、身体のこういった防衛反応を無理に抑える事によって、恒常性を保ち続けることができなくなり、精神的なことや身体の健康が維持できなくなります。

ストレスがないとどうなる?

ストレスは悪いイメージばかりがつきまといますが、適度のストレスは持っていた方がいいと言われています。それは何故なのでしょうか。ストレス=悪いもの という図式が出来上がってしまっていますが、ストレスにも良いストレスというものもあるのです。ストレスが全くない状態だと人間は一体どうなるのだろうかという実験をアメリカの心理学者が行ったところ、ストレッサーに対する抵抗力がなくなってしなくということが分かりました。ストレスを全くなくすることで、それに身体が慣れてしまい、この状態のときにストレッサーを与えると身体が対応できずに苦しみだしてしまうのです。

良いストレスとは

 

外界から受ける刺激をストレスといいますが、良いストレスもあり、私たちの精神や身体への活力となっている部分もあるのです。何かを行うときの緊張感、これもストレスです。適度な緊張かんはやる気を出させたり、より高い場所や地位を求めて努力する心を生み出します。私たちの活力となり、エネルギーを漲らせる活力ともなるのです。この適度なストレスが過度になると、身体に様々な異変を起こすことになるのです。

ストレッサーとの違い

ストレスとストレッサーの違いは、ストレスが外界の刺激を受けて感じるものに対して、ストレッサーはその原因となるものになります。言葉は似ていても根本的な違いがあるのです。心理学や生物学でいうストレッサーはこういった意味を持ちますが、言葉の意味自体をとらえると、何かしらの刺激のことをいいます。ストレスの定義は「寒冷・外傷・疾病・精神的緊張などが原因となって、体内に生じた非特異的な防御反応」と、カナダの生理・病理学者が定めました。分かりやすく二つの違いをいうと、ストレッサーはこれらの定義の反応を起こす刺激のことをいい、ストレスは、これらの刺激に対して歪んだ状態のことを言います。

ストレスに弱い人・強い人

同じ刺激を受けても、ストレスになる人、ならない人がいます。逆の言い方をすれば、ストレスに弱い人と強い人がいると言えるでしょう。ではどんな人がストレスに弱いのでしょうか。大きく4つに分けられます。

几帳面・真面目

几帳面で真面目すぎる人はストレスを受けやすいと言えます。責任感があって完全主義者、努力家でもあって、頼まれごとは断れないタイプがそうでしょう。人に頼ることを砂胃ので、自分で全て背負ってしまい、妥協もできないタイプです。自分で抱え込んでしまうので、ちょっとでもうまくいかないとクヨクヨ悩んで落ち込んでしまいます。ストレスに弱い人の中で一番多いのがこのタイプになります。

頑固

どんなことに対してもとても厳しく、人の失敗も許しません。その失敗に対しての怒りがストレスの原因になります。なんでも頭ごなしにいう人はこのタイプになります。

おとなしい人

なにを言われても断れないタイプです。あとになってそれを後悔したり悩んだりしてストレスをため込んでいきます。

取り越し苦労の多い人

何に対しても、なんだかんだと心配し、あとでそうやってあれこれ考えるのが取り越し苦労だと分かっても、また同じことを繰り返してしまい、気持ちの休まる暇がありません。これではストレスがたまらない方がおかしいですね。